自立生活セミナー

「風は生きよという」世田谷上映会&トーク

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呼吸器から吹く風に乗り、つながりあう人と人との物語。
もしもあなたが、病気や障害のために身体を動かせなくなったとしたら、どんな人生を想像しますか?
映画が映し出したのは、ふつうの街でふつうの生活を送る人びと。
特別なことといえば、呼吸するための道具・人工呼吸器を使用していることくらい。
人工呼吸器。ひと昔前、それは巨大な鉄の箱で出来ていた。
こんなものに頼るならいっそ死んだ方がまし― そう思われるには、十分すぎる見た目だった。
いま、呼吸器はお弁当箱に様変わり。
散歩も旅行も買い物も、ひとり暮らしさえも可能にしてくれた。
呼吸器からは、休みなく空気が流れてくる。「シュー、シュー」と、まるで風のように。
淡々とその生活を映し出し、歩んできた人生を見つめた時、浮かんできたのは日常の尊さ。たくさんの支援が必要だからこそ、多くの人に出会え、自由に動くことができないからこそ、生きてあることに感動する。じんわりとこころを揺する、人と人とが織りなす物語。
もしもあなたに、思うように身体を動かせない、そんな日が来た時は思い出してほしいのです。
映画の中を駆け抜けていた、風の音を。
その風に包まれた人と人とが、支えあいながら生きていたことを。
2015年/日本/81分/ドキュメンタリー

■日 時 2016年5月14日(土)13:30
■会 場 北沢タウンホール(東京都世田谷区北沢2-8-18 2F)
 アクセス https://kitazawatownhall.jp/map.html

■参加費 999円(介助者500円)
■申し込み不要。直接会場においでください。
■主 催・お問合せ 自立生活センターHANDS世田谷
TEL:03-5450-2861
FAX:03-5450-2862
E-mail:hands@sh.rim.or.jp

*出演者によるトーク有り(海老原宏美さん、小田政利さん、金子ゆかりさん、ほか)
*上映は字幕ガイド付き。トークは手話通訳あり。

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